新・三つの棺-「幻影の書庫」日記

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まほろツアー

ミステリーズMLの仲間内で、三浦しをんまほろ駅前番外地』がTVドラマ化されたのを記念して、町田ツアーをやろうという話が持ち上がった。
まほろは町田がモデルなのだ。高原書店という有名な古本屋でバイトしてたらしい。調べてみたら99年から01年までということだから、確実に何度も顔合わせてるはずだな。
 
原作者にも原作にも何の興味も無かったのだけど、単純に地元だから参加してみることに。
予習として、ドラマは6〜7本は見たかなぁ。なんかゆる〜い話だなぁという印象。
 
そんなわけで、日曜日にまほろツアーに参加。
大人五名+主催者の娘、4歳児。とっても美少女なんだけど、活発(笑)
「お母さん大変ねぇ」と言われ続けてた、息子の子育ての頃を少し思い出しちゃった。
(うちの場合は公園中のお母さんがきっと「うちの子じゃなくて良かった」と思ってただろうくらい、はるかにたがが外れてたので、比べちゃとっても失礼なんだけどね)
 

翠園という中華料理屋でお昼を食べて、ロケ地マップ片手にロケ地(と思われるとこ)を巡りつつ、町田市民文学館ことばらんどの『「まほろ駅前番外地」まほろの住人十色展』へ。ちなみにここ森村誠一が名誉館長かなんかだったかしらと話したのだけど、開設準備懇談会の会長という微妙な役職でした、失礼。
 
ロケ地もはっきりとここだとわかる箇所は少なかったかも。ポスターかなんか貼って、町おこし的に宣伝してくれてたらいいのに。
駅前広場前の郵便ポストとか、守屋精肉店ののぼりとか、住民だと「あっあそこだ」とわかるシーンあっても、みんなには伝わらないよね。
ここが多田便利軒だろうと特定できた建物はあったんだけど(少なくとも出入り口は特定できたみたい)、立入禁止になってたから2階に上がって確認するわけにはいかなかった、残念。
後ろ向きに歩いてるのを逆回転させて見せてるオープニング映像はカッコイイなぁと思ってて、町田にこんなとこあるんだっけと思ってたら、そこのロケは町田ではなかったようだ。
 
ツアーの最後は「コーヒーの殿堂プリンス」で。
外目はとても入りたくなくなるようなジャングル感(あ、写真撮ってないや、興味ある方はこちらをどうぞ)。原作では「コーヒーの神殿アポロン」となっているお店だ(って自分は読んでないけど)。
『ついでに多田の感想としては「アポロン」のコーヒーには香りがない。』という一文があったりするようだが、全員パフェを頼んで、珈琲頼んだのは誰もいなかったな。
 
いつもの町田とちょっと違う顔が見られた上に、美少女とも知り合えて嬉しかったまほろツアー。