新・三つの棺-「幻影の書庫」日記

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少女の前に立ちはだかる老人達の壁

昨日誕生日だったかみさんの、ちょっぴりトホホなエピソード。
 
昨日の朝早く、時々一緒に美術館巡りしてる友人と、マウリッツハイス美術館館展に向かったかみさん。
上野の東京都美術館のリニューアルオープン第一弾。
目玉は勿論、フェルメールの最高傑作といわれる「真珠の耳飾りの少女」だ。

 
東京都下のうちからは、上野は結構はるかかなた。
頑張って辿り着いて上野で下りると、美術館に向かう道が異様に混んでたらしい。
しかも何故だか妙にお年寄りばかり。
 
美術館に近付くと、なんと”現在入館まで80分待ち”の看板が!!!
 
そして、拡声器を持った整理員さんのアナウンスで、謎は解けた。
なんと昨日は”60歳以上無料デー”だったんだって!
 
炎天下の中、並ぶ気力も沸かず、トボトボと帰路についたかみさん達。
(しかし夏日に60歳以上の老人達が80分以上待つなんて、二、三人倒れてても不思議じゃないような……)
閉館日はちゃんとチェックしてたらしいけど、まさかそんな日にぶち当たるなんてね。
 
誕生日なのに、誕生日なのに(笑)