新・三つの棺-「幻影の書庫」日記

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五十歩四百歩

駅前の交差点の歩道橋が無くなって、横断歩道が渡りやすくなった。
今までは必ず信号を待って縦*1に渡らなくちゃいけなかったのに、横に渡って川沿いの遊歩道に行くのも選択肢に入れられるようになったのだ。しかも信号の時間帯からいうと、圧倒的に横の方が渡りやすい(時間が長い)。
敢えて信号を待ってバス通りを通っていくか、さっさと横に信号渡って遊歩道通っていくか、どっちがオトクなんだろう? 遊歩道は川沿いのため蛇行してる分距離は長いが、信号待ちするよりさっさと進んだ方が気分は楽だし。
 

……ってことで、実証してみた。
駅前交差点を起点として縦に渡ってバス通りで自宅に帰る道。横に信号渡った後(若干有利に)を起点として遊歩道通って自宅に帰る道。
 
前者約1,050歩。後者約1,400歩。
おお、350歩も違う。「♪一日一歩、三日で三歩」進んだら、ほぼ一年かかる距離だぞ。「♪三歩進んで、二歩下がる」だったら、三年もかかっちゃう。それだけの期間石の上にいたら、何かとてつもないことが起こる時間だぞ(あのことわざ、いったい何が起きるんだ?)
 
まぁ、だいたい普通の人が概算する場合には、「百歩=一分」で考えれば良いので、三分半もの違い。感覚的に長いとは思っていたが、ここまで差があるとは。たかだか十分ちょいの距離で、これだけの違いを産み出すなんて、川の蛇行、侮るべからず。
 
ということで結論。
素直に信号待って、バス通り通って帰りましょ。
(って我が家ローカルな話をこんなとこでしたって、誰の何の役にも立たんな)

*1:こんな自分が向いてる方向によって変わる、「縦」とか「横」とかの感覚で語るのが、そもそも自分が極端に方向音痴である一つの要因かもしれない……と、冷静に分析してみる練習。