「櫻の樹の下には屍体が埋まっている」
坂口安吾だと勘違いしそうになるが、そう書いたのは梶井基次郎なんだとか。そう、こんな季節に櫻の樹の下にあるものと云えば……
まだ配属前なのだが、例年の恒例だということで金曜日は新人達との花見の会。チューターとの交流会はあったとはいえ、大勢の職場のメンバー達と会うのはこれが初めての経験。緊張はあるんだろうけど(そんな緊張する雰囲気ではなかったとしてもやはりね)、まぁ、平和に展開するだろうと、高をくくっていたのが甘かった。
乱れちゃいました。
勿論(?)私じゃないぞ、私の担当する新人くん。
今日配属されてきたんだけど、最初の挨拶が謝罪から始まる羽目に。ガハハ。いっつも酒と勝負してる私だから、大きいことは言えんけどね〜
まぁ私ゃ意外に平気だったので、翌土曜日も5時半起きでJR町田まで息子にお付き合い。
でもって昼はかみさんと娘連れて、薬師池公園まで花見にお出かけ。お寿司のお弁当とシルクヱビスでのんびりまったりと(今度こそ平和な)花見に興じる。
通り過ぎ行く花見の季節。櫻の樹の下にあるものは、乱れた姿態やら、酔死体やら。
でも、そんな中にも、家族同士の”慕い”もあるんだよと、ちょっと綺麗にまとめておこう。