新・三つの棺-「幻影の書庫」日記

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父親聖書研究会山中湖合宿

土曜日から日曜日にかけて、父親聖書研究会の山中湖合宿に参加してきた。総勢75名くらいだったのかな、一年生の親だけで17名。いずれも過去最高だったらしい。
朝集合の観光バスで出発。昼過ぎに到着した後は、まずは頭より先に身体を動かす企画から。ハイキング組と湖畔散策組に分かれて出発。弱気の湖畔組はわずか8名で、残りはみんな強気に石割山を目指す。
私は日和って湖畔組に入っていたのだが、これは結果的には成功だったなぁ。疲れた顔で帰ってきた登山組(「どうでした?」って聞いたら、「ハイキングじゃなくて登山でした」とのこと)。まずは300段以上の階段を一気に上って、そのあとも頂上までノンストップで登り切ったらしい。うはぁー、その間こっちはゆったりと湖畔を歩きながら、行きはソフトクリーム食べて、帰りは生ビール飲んで、宿に戻ってTVで野球観戦と、まったりと過ごさせて貰ったよ。
一応、ミッションってのが与えられてるのが、なかなかのアイデア。湖畔に点在する句碑を探したり、山中湖の天然記念物やいろんな情報を調べて、解答を書き込まねばならない用紙が渡されていたのだ。ただのんびりだけじゃなくて、目的意識も持って散策できたから、楽しかったな。二組に分かれて回ったんだけど、私が参加した組は私以外が昨年幹事年度だった4年生(高一)の人達で、いろんな話が(裏話的な内容も含めて)聞けたから、それもとってもためになったし。
でもって、もう一つのミッションも。それは俳句を一つ作んなくちゃいけないってこと。いい作品に関しては、懇親会の時にご披露があるそうだ。読書が趣味の私としては、こりゃ頑張らなくっちゃってなもんだよね。しかもミステリ・ファンで言葉遊びも大好きな私としちゃあ、こういう俳句・川柳系の企画だと、どうしても折り句を狙ってしまう。
というわけで考えたのが、コレ。宿泊施設となった3つのコテージの名前を折り込んでみた。

「みこころ」荘と「ボスコ」荘と「サビオ」荘を折り込みて詠める
 
御心(みこころ)の錆(サビ)を滅ぼすこの緑(みどり)

ちなみにこの写真が私が宿泊したサビオ荘。傾いて見えるのは私の写真の腕のせいもあるが、斜面に立っているので、地面に立って撮ると、こうなっちゃうんだよなぁ。上手く水平に調整できなかった。

さて、一応(いや、それがメインの集まりのはず)聖書のご講義を1時間受けて、夕食(献立はハンバーグ、酒出ず)。
19:30にようやく懇親会の開始。目の前に並べられた、程よく冷えたビールの群れ。窓際には、一人一本以上寄付という指定だったため、大量のそして様々なアルコールがたっぷりと並べられている。これだよね、やっぱ。さぁ、早速乾杯からだ……
 
だよね? 乾杯するよね? ほら目の前に冷えた…… …… ……
 
あ、あれ? えーと、紙が配布されたぞ。聖書の引き方ね。なるほど。なるほど。えっ、練習ですか? 指定された箇所を見つけて、その中から気に入った聖句を書き出すと。よし、頑張りますよぉー。ビールに辿り着くためだ。
 
30分後。さぁて、ようやく乾杯だー! でしょ、でしょ、でしょ? ちょっとぬるくなったかもしれないけど、ほらビールが……
 
はい、聞きますよ。お世話になってる先生方の自己紹介ですもの。そりゃ、聞きますとも。たとえビールが…… いえ、滅相もない。暴れたりしませんよ。新入りの一年生ですもの。大人し〜〜くさせていただきますとも(泣)
 
開始から1時間を経過した20:30。生活指導の先生にマイクが回る。そして開口一番。
「ちょっと校長先生、提案があります。まずは喉を潤しませんか?」
 
会場が揺れんばかりの大拍手! この合宿中一番ほぼ全員が一体となれた瞬間だったと思う。
 
ここからはもう、無事に宴会モード。懇親会が終わったら、二次会で集まって飲み続け。山小屋風のロッジで飲む酒は旨かったなぁ。用心してビールだけにしておいたし、ウコンの力顆粒を持ち込んでくれた人がいたし、意外に早い時間(1時頃)にお開きになったし、飲んでたおかげで他人のいびきも気にせず寝られたし、全く翌日に響かず爽快だったので良し良し。
あっ、そうそう、ちなみに俳句は、校長先生以外で披露された四作の中に勿論入っていましたとも!
 
翌日は1時間のミサから始まり、朝食、再び聖書のご講義を受け、昨日の写真に載せた木の十字架をみんないただいて、記念撮影して、バスにて昼頃帰還。
だいぶ親睦も深まったかしら? 次は7月の定例会の後に、一年生同士で飲みに行きましょうねって約束を果たさなくっちゃね。