新・三つの棺-「幻影の書庫」日記

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猫娘の竜の指輪

1.は多分ギャグ漫画なんだろうが、「全エピソードに『解決編』つき」なんだそうな。2.と3.はこんな原作があったのね。ドラマは一話も見てないけど、「王様のブランチ」とかですっかり見た気分にはなってる。4.と5.はまだ「銀英伝」の余韻中。しかも画は「ACMA:GAME」の作者だし(とはいえ、好きな絵柄ではないが)。6.と7.は有名なオペラだけど、筋を知らないので、一般教養として。

ひとりの夜の物語

1.は妻と娘も読んでるので買い続けてる作品(自分は買うだけでまだ読んでないけど、そのうち絶対読む)。連続物じゃないからどっから読んでもいいんだろうけど。2.は装丁がしっかりした本だな。未読作品も多そうでラッキー。3.は「スキエンティア」効果継続中で百円棚で見っけたら買いかと。

羅小黒戦記(ロシャオヘイセンキ) ぼくが選ぶ未来

01/30(土) イオンシネマ多摩センターにて鑑賞。
 
知らなかったけど、全員プレゼントでこのシートが配られたので、写真を上げてみる。
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中国アニメなんだけど、評判が良いので、多摩センターまでの歩きingを兼ねて観に行ってきた。
 
画の才能は一切無く、アニメーションの技術の知識も無いので、
語る資格は一切無いけど、たしかに日本のアニメと比較しても遜色ないように思えた。
ただ、個人的に気になったところを挙げるとすれば、
冒頭の森のシーンで、動きがはっきりとレイヤーに分かれて見えたことと、
ところどころのっぺりしたような印象を受ける画面があったように思えた。
 
キャラクタも日本アニメの影響を大きく受けてるのか、全く違和感なし。
昔の中国アニメのイメージ持ってたら、完全に時代遅れだな。
 
ただ、シナリオは観客に不親切だと思えた。
何が起きているのか、わからない展開が続くので、
個人的にはちょっと途中で興味が薄れて、わずかの眠気を感じてしまった。
敵とか味方とか、悪とか正義とか、そういう二元化できない世界観をベースにしてるので、
敢えて説明を加えず、主人公と同じ目線から、観客に判断を促すように
仕向けられているのかもしれないとも思うけど。
 
まぁ、でも、可愛かった。
 
勧善懲悪という作品ではないので、すかっと感は無いままかと思いきや、
エンディングはとても爽やかで心地よいものだったな。
 

厚木最後の日

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会社生活のほぼ大半を過ごした建屋

 
入社して35年弱。
ずっと通ってた本厚木だけど、今日が最後の出社。
今日中に荷物の箱詰めを終えて、明日はテレワーク、金曜日は休みにしてて、
来週からは横浜勤務。新高島にあるソニーシティみなとみらい(横浜グランゲート内)の16F。
 
まさか定年まであと3年になったこの歳で、
初めて”都会にお勤めのサラリーマン”になるなんてなぁ。
 
できれば、最後まで厚木勤務でいたかったけどね。
反対方向だから空いた電車で会社に行き(まぁ朝早すぎる出社ってのもあるけど)
帰りも各停はほぼほぼ本厚木始発だから、
行きも帰りもゆったり座って本読み放題の、快適な通勤事情だったのになぁ。
特にこのご時世に混んだ電車には乗りたくないんだけど。
 
まぁしゃあない。実機扱わないとどうしようもないこと多いけど、
それ以外は出来るだけテレワーク活用していこう。
 

インハンド プロローグ 1 -ネメシスの杖-

 
1巻完結の医療サスペンスとして、なかなか高い完成度だと思う。
 
但し、突き抜けたような魅力は無いかなぁ。
良く出来た話だとは思うけど、犯人なんかはそのまんまだし、
予想の範疇を超えてくるような展開は無かったと思う。
 
キャラの魅力もまだ花開いていない。
せっかくの義手設定の紐倉だが、変人属性が全然足りてない。
 
それよりもっとダメに思えるのが、主人公である阿里玲だな。
真面目なだけで、取り柄が無い。紐倉との凸凹感も特には無い。
システムで救わなきゃってこだわりすぎてるのも痛い。
なかなかそう理想論みたいには、世の中進みませんぜ。
結局シリーズ化された際には、相棒には選ばれてないみたいで、納得。