新・三つの棺-「幻影の書庫」日記

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図書館戦争 THE LAST MISSION

03/19 TBS放映の ON AIR Edition。

う〜ん、なんとなく気色が悪い。
 
きっとこの世界観なんだろうな。
この世界観自体がいけないわけではなくて、
そこにリアリティを持たせようとする描き方が
問題なんじゃないかと思う。
 
こういう設定物が広く市民権を得たのは、
「バトルロワイヤル」からだと思うが、
単に導入設定であって、その前提でどんなに話を
面白く進められるかで、みんな勝負してきたんだと思う。
 
この作品も一作目は割とそんな感じだった。
設定は比較的パロディ的に扱われて、その中でラブ・ストーリー
描くことが主眼だったんじゃないのかな。
 
「ライアー・ゲーム」もそうだったけど、絵空事への入口に過ぎない設定自体から
ストーリーを組もうとし始めると、無理矢理なリアリティが歪(いびつ)となって、
途端につまらなくなってしまう。
 
本作もその轍を踏んだ、間違った作品であるように私には思えた。