忘れないと誓ったぼくがいた

TSUTAYAの準新作&旧作百円クーポンにて鑑賞。ここからの2作品は旧作。

忘れないと誓ったぼくがいた [Blu-ray]

忘れないと誓ったぼくがいた [Blu-ray]

 
時間物ではないけれど、その雰囲気と大いに重なるような、切ないラブ・ストーリー
 
どうして相通じるように感じてしまったんだろうかって考えてみたら、
二人を隔てるのは時間ではなく、記憶なんだけれども、
それって実はタイムループ物の構造とひどく似通ってるんだよね。
自分だけが記憶していて、繰り返してもリセットされ、ハッピーエンドに辿り着けない。
 
本当に心は通じ合っているのに、特殊なSF的条件で隔てられてしまう恋人たち、
という切なさを生み出すメカニズムが同じという見方もできると思う。
 
だから、そういうタイプの切ないラブ・ストーリーがお好きな方(勿論、私もだ)
にとっては、おそらく心の琴線に触れるであろう作品。
 
主演の早見あかりはとても綺麗で、このヒロイン役にほんとにピッタリなんだけど、
笑いや泣きの演技(特に笑い)に気になったところがあった。
ちょっと興を削がれるので、監督には心を鬼にしてNG出して欲しかったなぁ。
棒読み感や無理して芝居してる感は、この設定においては逆に意味を持ち得るので、
そこは幸いにも救われてるんだけどなぁ。
 
物語の締めくくり方は、自分としては支持できないものではあったけど、
作品としての切なさの表現としては納得のいくもの。
佳作という言葉がふさわしい映画だと思う。