新・三つの棺-「幻影の書庫」日記

本格ミステリ書評サイト「幻影の書庫」の旧管理人のブログです。カテゴリー欄の全レビュー索引より、書評、映画評、漫画評、その他評の全一覧リストを見ることが出来ます。同じくカテゴリー欄の年間順位表より各年度の新刊ミステリの個人的ランキングを確認出来ます。

灼熱の魂

これまたTSUTAYAの9月半額の葉書で54円で鑑賞。
前回借りた「プリズナーズ」と同じ監督。

灼熱の魂 [DVD]

灼熱の魂 [DVD]

ミステリ映画という範疇には入っていないものの、
”衝撃の真相”という括りの中で、頻繁に目にしたことがあったので、
いつか借りようとずっと思ってた作品。
プリズナーズ」は好きではなかったのだけど、一応これを機に。
 
ところで、映画は俳優の演技とかもちゃんと味わいたいから、
当然字幕派だったんだけど、ここ数年はスマホ開きながらの、
ながら見が習慣付いちゃったせいで、家ではもっぱら吹き替えでの鑑賞。
 
そういういい加減な見方をしてるから、ちょいちょい理解しそこなうこともある。
夕食で酒飲んでからの鑑賞だと、更にうとうとして見損なったりもしてて。
 
しかもこの作品、母娘が違う時制で交互に切り替わるんだけど、
顔や雰囲気がそっくりで、ながら見してると混乱もしたりして。
 
見終わって、「これってどこが意外だったの?」と、
かみさんに訊いて、「わからなかったの?!」と驚かれてしまった。
 
そうか、あまりにも意外すぎて、そこに頭が回ってなかった。
 
たしかに衝撃度はかなり強い作品。
しかし、やっぱり本作も後味の悪さは格別だなぁ。