- 作者: 末次由紀
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2016/03/18
- メディア: Kindle版
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こんなことはいまだかつて無かったこと。
31巻読み続けて、初めて不満足感を抱えたまま、読み終えることになってしまった。
ネタバレ無しで書くのは難しいので「続きを読む」に入れておくとにしよう。
突然スーパーサイヤ人化してしまう千早。
これは今までの彼女の性格設定と矛盾しすぎてやしないか。
太一のはちまきをはめることで、太一が憑依したとかいうような、
オカルトチックな展開だとしか思えない。
そして新との対戦。
覚醒千早に対して、雑魚キャラ扱いされてしまう新。
これも今までの流れからして、釈然としない。
なんか理由らしきものが語られていれば別だが、
新はいつもと同じ冷静さで試合に挑んでるんだもの。
目の前の試合だけに集中しているわけでなく、
全体まで見通すなんて、とても慣れないことまでやりこなす千早に
負ける要素なんて全く見当たらないんだけど。
これってこのまま新は噛ませ犬となって、
覚醒千早と覚醒太一がクイーン・名人戦に挑む展開になるんじゃあるまいな。
あと最後の蛇足。
地理に疎い自分としては、太一の登場シーンも違和感大だった。
全然違う場所にいたと思ったら、するっと現れたから。
調べてみたら、新大阪から近江神宮前までって48分で来られたよ。
これは違和感覚えた自分の方が間違いだったか〜。