新・三つの棺-「幻影の書庫」日記

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ゼロ・グラビティ

06/10 フジテレビ放映分。

宇宙を漂流するだけの映画だと、何故か思い込んでた。
退屈な思索映画みたいなもんじゃないかと。
 
全くの勘違いだったよ。
 
人間ドラマではあるけれど、思索よりも行動がメイン。
退屈なんかじゃなくて、むしろサスペンス映画的。
 
消極的なサバイバル映画ではなくて、
非常に積極的なサバイバル映画だったんだな。
そこは、やはりハリウッド。
 
思ってたより何十倍も面白かった。
 
また描写のリアルさも素晴らしい出来だと思えた。
ちゃんと考察すれば不可能なことも多いようだけど、
フィクションの文法の中で描かれるリアリティとしては
全く問題の無いレベルだと思う。
 
また映像の凄いこと。
この映画を皮切りに、三年連続でアカデミー撮影賞を
受賞したんだとか。さもありなんと思えたね。
 
いやあ、いい映画だった。