昨年の9月に購入したDVDで鑑賞。
- 出版社/メーカー: パラマウント ホーム エンタテインメント ジャパン
- 発売日: 2010/10/08
- メディア: DVD
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「カサブランカ」「ゴッドファーザー」「チャイナタウン」「市民ケーン」「イヴの総て」の順だよ。
う〜ん、でも、正直そんな映画達と並び立つほど、凄い脚本だとは思えなかったかなぁ。
たしかに映画を見たという満足度は非常に高い秀作だとは思うんだけど。
こういう社会問題が当時はショッキングだったということなのかなぁ。
個人的に気になるのは、やはりラストだな。
悲劇的な結末の余韻という、描写としての素晴らしさは際立っているけども、
逆にストーリーとしての完結感は損なっているように思う。
脚本家と監督で意見が真っ二つに分かれ、ハッピーエンドを主張していた脚本家に対し、
この悲劇的結末を主張する監督という構図だったらしい。
では、脚本家の主張が通っていたら良かったかというと、決してそうではなく、
それだときっと、ここまでの評価は受けてなかったと思う。
最後の最後の結末はこれで良いんだけど、その前にあのお方に対しても、
それなりの報い(ただし、撃たれるという形ではなく)があって欲しかったよ。
追い詰められた感がなさ過ぎなんだものなぁ。