- 作者: 甲斐谷忍
- 出版社/メーカー: 集英社
- 発売日: 2010/09/17
- メディア: コミック
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「椅子取りゲーム」ってとこから想像できる以上には、たしかに団体戦の戦略が色々と描かれていて、結果的には満足できたので良かった。
一体どうするんだってところからの意表を突いた最後の作戦。ここに来て「椅子取りゲーム」なんてのを採用するのと同様、勝ちの手段さえまさかのシンプルさってのが上手いじゃないか。
ヨコヤ・ハリモト対決でしのぎを削っているように見えて、ほとんど表舞台にいなかったアキヤマがゲームを支配していたという構図。それなりに堪能させて貰いました。
ただやはり団体戦ってのがそもそも引っかかりは感じるけどなぁ。チームでエントリという形ならまだしも。まぁだからこそ離合集散や様々な戦略に広がる余地はあるわけだけど。でも、なんとなくすっきりしない感。今後もこういう漠然とした団体戦になりそうだものな。