新・三つの棺-「幻影の書庫」日記

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鏡よ、鏡よ

……鏡さん、みんなに会わせてくださいな…… そりはロンパー・ルーム(古っ!)
 
ではなくて、今日は娘の幼稚園最後の発表会。
でもって、娘のクラスの出し物が《白・雪・姫》。娘の役が女王様だったってわけ。一番の見せ場は例の有名な台詞。
「鏡よ、鏡、世界で一番美しいのはだぁれ?」
「それはあなたです、女王様」の答に対しての「オーホッホッホ」の笑い方がバカウケ。本日一番の爆笑をかっさらっていた。我が娘ながらグッジョブ!
 
ちなみにかみさんもその昔、え〜と、ざっと数えて(おっと、背中に殺気が感じられたので、数えるのは止めておこう)、まぁ、とにかくずっと以前、同じ役をやったことがあるらしい。もっともそっちは英語劇だったらしいけど。
う〜む、親娘で女王様体質?
 
ところで題名に中黒を付けたのには、理由がある。こういう幼稚園の演し物の場合、一人一役なんちゅう細かい役分けなんて、とてもやってられない。超絶技巧のミステリってわけでもないのに、三人一役だとか、五人一役だとか、台詞の多少によっては四人二役なんて変則シフトもあったな。
通常は暗黙の了解なんだけど、今回の白雪姫はそれを逆手に取って、「白(しらっ)!」「雪(ゆきっ)!」「姫(ひめっ)!」「三人揃って白雪姫!」という、戦隊物みたいな見栄で受けを取っていた。”ゆき”と”ひめ”は、まぁいいけどさ。”しら”はさしずめ黄レンジャーのポジションか?
さすがにそこから意外なトリックに繋がったり、意外な真犯人が飛び出したりとか、そんな展開はないわけで……
あっ、キスシーンはあったのかって気になる?
王子様が白雪姫のほっぺたに触ると、目を覚ましちゃいました、チェッ。