新・三つの棺-「幻影の書庫」日記

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砂漠で乗り過ごしたが無事帰還出来たというお話

迷いラクダに助けられてさぁ、とか、そんな大袈裟な話ではない。昨夜、単に一駅乗り過ごしてしまっただけのことだ。まだ日付も変わってなかったし、当然改札から出たりもしなかったよ。
とある事情で私がこれまで何度か電車を乗り過ごしてしまったことは、ご存じの方はご存じだと思うのだが、昨日は珍しく読書に没頭して乗り過ごしてしまったのだ。いや、そっちの方が普通で、「とある事情」の方が珍しくなんだと、虚しく主張だけはしておきたい。
ちなみに誰だって、ちょうど最寄り駅近くでミステリの解決編にさしかかってて、「げぇ〜っ!」とのけぞったりしている場合などは、軽くやばいはずだよね。
とはいえそういう”乗り過ごし本”が、それだけで熱中本だという証拠かというと、実はそんなこともなかったりするのだが。
要は私が単純に”注意力が足りない”人間だということだと思う(「まったくだ」のコメント禁止(笑))
まぁ、今回の場合はそこまでハードル下げる必要もなく、別になるほどと納得して貰える作品だと思うのだけどね。というわけでタイトルでおわかりのように、現在、伊坂孝太郎「砂漠」を読んでいるところ。