新・三つの棺-「幻影の書庫」日記

本格ミステリ書評サイト「幻影の書庫」の旧管理人のブログです。カテゴリー欄の全レビュー索引より、書評、映画評、漫画評、その他評の全一覧リストを見ることが出来ます。同じくカテゴリー欄の年間順位表より各年度の新刊ミステリの個人的ランキングを確認出来ます。

骨のある男ってのは俺のことか?

一週間前から親不知抜いた付近が痛み出した。鏡で見てみると歯茎の内側から、歯のような白いものが強烈に突き出している。歯茎自体も腫れているのだが、突き出たそれが結構尖っていて、舌の横っ腹あたりも擦れて痛んでいるようだ。仕事の状況が許せば、時間削ってでも歯医者行きたいところだったが、ちょうど佳境ではそういうわけにもいかない。
というわけで、今日やっと歯医者に行くことが出来た。さすがにトカゲのしっぽやタコの足じゃあるまいし、無くなったはずの歯が復活するはずもない。予想してたとおり、その正体はやはり骨だった。骨は薄くなると感じると(どこがどうセンサーとして働くのやら皆目わからないが)、自然に厚くなろうとするものなんだそうな。たしかにそうじゃないと、骨折したときなんか直るはずないものな。押さえつけられてた親不知が消えて、どこかバランスが崩れてしまったのだろうか。
私の場合、元々口内の骨がゴツゴツとしていて、入れ歯は出来ないと以前通ってた歯医者で言われたりもしていた。どうせなら背丈の方に効いてくれればいいものの、なんでこんな余計なところで頑張ってしまうのだ、俺のカルシウムよ。
取りあえず今日の所は歯茎と平らになるところまで削ってくれた。大抵はこのまま自然に肉が盛り上がって覆ってくれるらしいのだが、そうでなければまた歯茎切開して中まで削って縫い合わせる、ってな必要があるらしい。うひゃあ、もう沢山だよ。頑張れ、俺の肉。負けるな、俺の肉。盛り上がれ、俺の肉。