新・三つの棺-「幻影の書庫」日記

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ゴジラxコング 新たなる帝国

04/29(月) イオンシネマ座間にて鑑賞。

 
もう、こんなの全然別の映画だ。
 
ゴジラへのリスペクトなど、ひとっかけらも無くなり、
流れ的に作られてしまった世界観に辻褄を付けるだけのように、
単にパーツを組み合わせただけの、愛の感じられない作品。
 
もう、あのゴジラ愛に溢れてて最高の映画だった「ゴジラ キング・オブ・モンスターズ」
みたいな作品は現れないんだろうな(あの監督が再登場してくれれば、別かもしれないけど)。
 
前作「ゴジラvsコング」は、そんなに悪くないと思ったのは、
自分の勘違いだったみたいだ。迫力に騙されただけだったな。
 
本作ではちんまりとした敵役だし、平場のアクションでは迫力も欠け、
あくびでも出そうな、終始退屈な映画だった。
 
キンモンの監督が再登場するわけでもなければ、
もうこのシリーズ、観に行く価値は無さそうだ。
 

貴公子

04/27(土) イオンシネマ多摩センターにて鑑賞。
 

ラスト20分、予測不能。金か、命か、誇りか。フィリピンで病気の母のために地下格闘で日銭を稼ぐ青年マルコ(カン・テジュ)は、韓国人の父の行方を知らない。そんなある日、彼の前に“父の使い”を名乗る男が現れ、マルコは韓国に向かうことに。飛行機の中でマルコが出会ったのは自らを“友達(チング)”と呼ぶ 謎の男“貴公子”(キム・ソンホ)。不気味に笑う貴公子に恐怖を感じ逃げるマルコだったが、彼の執拗な追跡と狂暴ぶりに徐々に追い詰められていく……。

 
何が起こっているのかわからないまま物語は続く。
 
中盤で大きな目的が明らかにされるが、
これは確かにこういう状況のお決まりの定番パターンだから、
気付かなきゃいけなかったな。
 
それでも貴公子の謎な感じは残ったまま。
 
このキャラクタは確かに悪くない。
 
そこまで衝撃ではないけど、最後にはその謎もすっきり解決されるし、
最後の最後まで、にやりとするツイストが待ってたりもするし。
 
観るべしってほどのお薦め映画では全然ないけど、悪くはなかったかな。
 

THE FIRST SLAM DUNK

TSUTAYA西友町田店でレンタル。今回はこれが最後。

 
原作はジョジョ3部を読むためにジャンプ買ってた時期に、
ちょうど一緒に連載されてたので、少々は読んでたという程度かな。
そんなに興味は無かったけど。ただ、全く知らないわけではなかったので、
説明があまり無い本作でも、特に戸惑うことは無かったので良かった。
 
スポーツには完璧というほど興味の無い自分でも、
本作には充分に惹き込まれた。
 
原作では脇でも、本作では主人公となる宮城リョータのストーリーと、
山王工業戦が並行して進んでいく。
 
この試合シーンが実にドラマチックで熱い。
アニメなのに、ドラマ過ぎる展開なのに、リアルさすら覚える臨場感。
 
音(というか、特に音の抜き方)も良かったなぁ。
 
スラムダンクにはろくに興味の無い自分でさえも、
これだけ熱く感じられるのだから、
往年からのファンには確かにたまらんだろうなと納得出来る秀作だった。
 

ある悪霊が望んだ惑星

特に休みは取らず、カレンダー通りのGW。まずは前半の三連休。
初日は映画を観に多摩センターへ。行きは雨だったので、帰りは家まで歩きで、18,762歩。
中日はブックオフ3軒巡るコースで、13,036歩。
今日は映画を観に座間のイオンへ。そこから相模大野に寄って、大野から町田は歩いて、13,085歩。
 

あんまり欲しいものが無かったので、確実に欲しい奴をゲットしておく。
 

これで残るは最終3巻のみ。
 

中国の古典を題材にした2篇を収録。
 

オリジナルTVアニメ作品のコミカライズ。全8巻なので先は長そうだけど。
 

ONE PIECE FILM RED

TSUTAYA西友町田店でレンタル。4本中の3本目。

 
「竜とそばかすの姫」同様、歌唱シーンにこそ意味がある音楽映画だったな。
 
初期メンバーくらいしか知らないので、
それぞれのキャラクタを知っていれば、もっと愉しめたろうな。
アクションシーンをフルに味わい尽くすには、その前提が必要だったと思う。
 
いつの間にかルフィもスーパーサイヤ人化してたし。
一体何が起こったんだろう(笑)
 
でも、親娘物には弱いので、
気持ち良くは観られたかな。