新・三つの棺-「幻影の書庫」日記

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オフの日のきんく

昨日は2週間ぶりの出勤(先週は火水のみの稼働で、どちらもテレワークにしたから)。
たまたま(多少は狙ったけど)ブックオフの日でもあったので、帰りに当然寄る。
 

また気付かなかったんだけど、町田中央通り店はブックオフの日は毎回10%引きなのかな。店内に張り紙あったのかなぁ? 前回も今回も気付かなかったけど、自分の注意力は散漫だからな。税込み¥520だからブックオフの日クーポン(500円以上で300円オフ)にぴったりと思って持って行ったら、支払いは¥168だった。知らずに条件を満たしてなかったっぽいけど、こだわらない店員さんだったのか、何も言われず助かったよ。
なかなか4巻が百円棚に落ちないうちに、これで10巻まで揃ってしまった。4巻の続きが目に入らないように注意して、5巻の新しい話のところから読んでみるか。
 

魔女に捧げるトリック 1巻

 
魔女狩り横行の中世ヨーロッパにマジシャンが転生したら、
というありがちっちゃあありがちな着想なんだけど、
そういう王道な発想なら、ちゃんとやれれば面白さは保証されるはず。
 
ってわけで、これなら充分なんじゃなかろうか。
 
マジック自体は比較的シンプルなものばかりで
(効果つうか、見た目は派手なものが多いけど)
種明かし的な楽しみはそんなには期待出来なさそうだけどね。
 
ただまぁなかなか画はお上手だし、
これから魔女”たち”が増えてきて、それぞれの特殊知識が
組み込まれていくと、マジックの幅も拡がっていきそうで、少し愉しみ。
 
これはいい!ってほどのもんでは全然ないんだけど、
全4巻読んでみようかなってくらいの気にはなったな。
 

手塚治虫短編集2 サスピション

 
収録作品は「サスピション-ハエたたき」「同-峠の二人,」「同-P4の死角」
「時計仕掛けのりんご」「バイパスの夜」「嚢」「最上殿始末」
「レボリューション」「白い幻影」「山の彼方の空紅く」
「新・聊斎志異-叩建異譚」の11作品。
 
この巻のカラーは明白。ミステリ・サスペンス系だな。
こういうテーマで編まれる場合の定番作品が多く収められている。
結果的にやはり良質な選集になってると思う。
さすがに豪華な装丁で出しているシリーズだけあるな。
 
表題の「サスピション」の三作品と、「レボリューション」
「山の彼方の空紅く」が今回初読だったように思う。
 
そういう新鮮さもあってか、ベスト3のうち二作品は、初読作品から。
記憶喪失と生まれ変わり物のテーマに、捻ったアイデアの入った「レボリューション」
皮肉なオチの倒叙物という定型が見事にはまっている「サスピション-ハエたたき」
ベスト3のもう一編は、「時計仕掛けのりんご」「最上殿始末」なんかもいいんだけど、
切なさが沁みるラストに毎回選んでしまってる「白い幻影」としよう。
 

文豪の手紙を宇宙の海に

昨日も徒歩1時間44分の古淵まで歩きing。
四日間の歩数は、6551,16655,15219,20426歩で、平均14712歩。
歩きやすい天候になってくれたから、結構な四連休だった。
 
ところで、古淵駅前店は対象店舗だったので、ブックチケットって奴を初めて使ってみた。
220円以下といっても、なかなかそういう中途半端な本は少ないが(マンガじゃなくて文庫本とかだとあるのかな)、まぁ5冊350円なら、百円棚の本でも軽く元は取れるから充分。
結局欲しい本は5冊も見つからなかったので、5冊目は次の機会に。
90日以内にまた来なくっちゃな。町田旭町店とかでも使わなきゃだな。
 

1.は文豪ギャグ漫画。史実織り交ぜってところに面白みがあるかと。様子見で1冊だけ買うかと思ったら、2巻目では乱歩や安吾が出てきて、文豪探偵団とか、文豪推理合戦とかの章があるものだから、やはり2.も。3.は「この一冊に全編収録!!」というもの。4.は以前上巻だけ買っていたもの。これで完了だ。
 

泣ける君がこわい

飛び石の金曜日は休暇を取って四連休。とはいえこのご時世、遠出する気も無いので、いつものごとく。
木曜日は近場で。金曜日は若葉台まで往復の歩きing。土曜日は町田まで歩きing。
金曜は結構暑かったけど、昨日は最高22℃で、半袖Tシャツ1枚だと少し肌寒いくらいの、絶好の歩き日和だったな。
 

1.はそれほど好きな作品というわけでもないのだが、百円棚なら買ってしまう。2.,3.は以前読んだ「幻想奇譚 ~ミステリ&ファンタジー~」同様、全編コミックス初収録のフラワーズのテーマ別アンソロジーの第2弾、第3弾。あれは結構良かったので、緩く期待。