魔女に捧げるトリック 1巻
魔女狩り横行の中世ヨーロッパにマジシャンが転生したら、
というありがちっちゃあありがちな着想なんだけど、
そういう王道な発想なら、ちゃんとやれれば面白さは保証されるはず。
ってわけで、これなら充分なんじゃなかろうか。
マジック自体は比較的シンプルなものばかりで
(効果つうか、見た目は派手なものが多いけど)
種明かし的な楽しみはそんなには期待出来なさそうだけどね。
ただまぁなかなか画はお上手だし、
これから魔女”たち”が増えてきて、それぞれの特殊知識が
組み込まれていくと、マジックの幅も拡がっていきそうで、少し愉しみ。
これはいい!ってほどのもんでは全然ないんだけど、
全4巻読んでみようかなってくらいの気にはなったな。