TSUTAYA西友町田店にてレンタル。今回の旧作三本、これが最後。
「今際の国のアリス」や「Q.E.D.iff 24巻」で話に出てた
ナッシュ均衡の概念を生み出した数学者(ノーベル経済学賞も受賞している)
ジョン・ナッシュの半生を描いた作品。
2001年の作品で、第74回アカデミー賞では作品賞・監督賞・助演女優賞
(ジェニファー・コネリーだ!)・脚色賞を受賞しているのだが、
全く意識したことの無い(タイトルすら記憶に無い)作品だった。
こういう実在人物の伝記系映画にも関わらず、何故か意外性のある映画の括りで
引っかかってきたので、不思議には思ってたんだけど、まさかこんな展開だとは。
「初心者向けミステリ講座(映像編)」の括りで云えば、
もろ「第9章:普通に見てたら危ないかも!」にふさわしい作品だった。
(意外性の強弱でなく、主旨との合致度では「マッチスティック・メン」より相応しかったな)
そういう視点でなくても、さすが作品賞を取ってるだけあって、
非常に見応えのある作品だったので、充分に満足できたな。