きみは謎解きのマシェリ 3巻
いやあ、いい。
ミステリ色はほんとに皆無に近くなってるんだけど、
どうしたの、この心地良さは。
「背中合わせの兄弟」の家族物としての心地良さ。
みんなのキャラが、それそれに生き生きと活写されていて、
もうなんとも言えず素敵。
「令嬢佐和子の初恋」
最初にクリームが出た時点でミステリの落ち着き先はわかるんだけど、
時代感が活きている初恋の描き方に胸キュン。
「プリンだけが知っている」
これまたミステリ色は無いけど、良い話。
昭和初期の時代感にこの先も浸っていきたい。愉しみな作品だ。