巻数が多いので、書影は最終巻のみ掲載。
普段は書籍版を貼るんだけど、自分が読んだ版の書影はKindle版しかなかった。
驚いた。正直唖然とするほど、驚いた。
韓国映画「オールド・ボーイ」は、
自分がミステリ映画のオールタイムベストを選ぶなら、
常にベスト10からは落とすことがないだろうほどの作品。
その映画の自分が評価している最重要ポイントが、
まさか映画オリジナルだったなんて。
「何故長期間(*)拘束されなければならなかったのか」
という必然性への回答。
(*):原作では10年、映画では15年、ハリウッドリメイク版では20年
作品としての最根幹だと考えていたから、
まさか原作には無いものだったなんて、想像だにしてなかったよ。
原作の方はちょっぴり哲学的。
これはこれで有りだとは思うけど、
やはり映画の衝撃には及ぶべきも無い。
ということで、自分にとっては
韓国映画版の「オールド・ボーイ」こそが正編だな。
(ハリウッドリメイク版は未見)