新・三つの棺-「幻影の書庫」日記

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映画ネメシス 黄金螺旋の謎

04/02(日) イオンシネマ新百合ヶ丘にて鑑賞。

 
珍しくこれはドラマ版は完全視聴済み。
ってことで(まぁ相当記憶は飛んでしまってはいるけど)
自分は付いて行けたけど、これドラマ観てない人には、
何が何やらチンプンカンプンな話だろうな、きっと。
なんか気になるからドラマ見てないけど行ってみるか、は止めた方が無難。
 
いやあ、まぁ、脚本が「アンフェア」秦建日子だって知った時から、
こういう予感はしてたけど、やっぱそうだった。
 
あまりにも現実味の無い設定。
やたらめったらどでかい話にしたがる。
思わせぶりな裏切り設定で引き伸ばし。
 
漫画原作だって、ここまではなるまいて。
 
茶番劇。
というより、壮大なふりをしただけの張りぼて
 
最後の落とし方自体は悪くはないとは思ったけど。
ただ、ネメシスの続編の芽を断ち切ったかもね。
 
ま、いいけど。
 
 
P.S. これを言っちゃあ身も蓋もないかもしれないんだけどさ、
 こんな莫大な無駄使いしなくても、夢のまま殺すとこまでしないで、
 目の前で人質いたぶった方が、よっぽど効果あるだろうに。
 ってことで、ぜってぇこんな予算通るはずがないわな(笑)