ルパン三世M 2
タイトルのMっていったい何だろと思っていたんだけど、
絵師のイニシャルなだけなんだな(本書の作画は深山雪男)。
いろんな人が作画をしていて、このイニシャルで区別するシステムのようだ。
カバーを見て貰ってもわかるように、画は違和感バリバリ。
だけど、意外にドラマとしては悪くなかった。
まぁ、それもそのはずというか、結構な長さのものが二作品(その他、短めのが五作品)
含まれてるんだけど、その二作「THE LAST MAN」と「黄金のボーダーライン」は、
TVスペシャルを結構担当している柏原寛司がシナリオを書いてるんだもの。
これらはさすがにドラマとして、非常に良くできていて、一読の価値あり。
短めの中から、残るベスト3を選べば、謎解きに意外性があった「斬鉄心」だな。
こんなドラマが読めるんなら、画は気にせず、百円棚なら迷わず買いだな。