- 作者: 皿井垂
- 出版社/メーカー: 彩図社
- 発売日: 2013/09/24
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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「来週はモア・ベターよ」
「サイナラ、サイナラ、サイナラ」
とか、そういう決め台詞が日替わりで聞けていた昭和の時代。
彼らに映画を教わった。
誰もが知ってるヘビー・ローテーションな大作も多いけど、
マイナーな作品も数限りなく紹介されてきた。
そんな中からトラウマになりかねないような、
色々な意味合いで,ちと危なげな作品を紹介する、
というようなコンセプトのはずだとは思うんだけど、
「トラウマ」と呼ぶにはちょっと甘い作品がほとんどのように思う。
しかもシナリオの紹介が詳細すぎ。
オチのある作品なんかも、ことごとくネタバレさせてる。
こういう映画もあるよというガイドが目的ではなく、
ああ懐かしいね、と思い出したり共感したりする、
ノスタルジーが目的の本だと理解した方が良さそうだ。