昨年末に購入したDVDを鑑賞。
「刑事コロンボ」の生みの親レビンソン&リンク製作・脚本。監督も彼らとコンビを組んで、ミステリ劇の最高傑作と言っても過言では無い「殺しのリハーサル」を撮ったデヴィッド・グリーン。そして主演は「羊たちの沈黙」のレクター役、アンソニー・ホプキンス。
こりゃもう傑作保証でしょ、っわけで。
ギルティ・コンサイエンス 【アナログ・リマスター】 [DVD]
- 出版社/メーカー: WHDジャパン
- 発売日: 2011/02/25
- メディア: DVD
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うははははは。
すごい、すごい、なんだか笑っちゃう。
全然笑う話じゃないんだけど、この突き抜けっぷりはもうバカミス領域?!
とにかく最初から(ほぼ)最後まで、全編が議論だけで構成されてるんだものな。
この中に倒叙ミステリが何本も何本も詰め込まれてる。
でもって形式も、ある意味法廷ミステリなのだ。
どんでん返しに次ぐどんでん返しだってある(ちゃぶ台返しには近いけれども)。
この作品を面白がるかどうかが、その人が本格ミステリ者かどうかを判定する試金石になるような気すらするよ。
根っからそういう人じゃないと愉しめやしないだろうけど、そういう人なら愉しみまくれる作品。
うん、立派に仕分けに使えると思うな。