新・三つの棺-「幻影の書庫」日記

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策士錯視に溺れる

まずはコチラを見てくださいな。彼女は時計回りに回ってますか? 反時計回りですか?
 
これで、貴方が左脳派なのか、右脳派なのかがわかるのだそうだ。反時計回りだったら論理脳の左脳派。時計回りだったら芸術脳の右脳派。多くの人は反時計回りっぽいんだけどね。勿論、私も左脳派。芸術センス、ゼロだもん。
 
でもって最初はどう頑張っても、これが反対回りになんか見えないよ、って思ったんだよね。だけど、しばらく頑張ってみて、ついに彼女が逆回りに回り始めたときには、なんだかちょっと感動。へぇ〜、人間の視覚の感覚っておもしれぇ〜。
しばらく経つとまた反時計回りに戻っちゃうんだけどね。この切り替わりの瞬間に、自分の頭の中で何が起こってるんだろう?
 
さて、貴方も彼女を逆回しさせることが出来ましたか? Let's Challenge!!!
 
どうしても駄目な人向けに、こうしたら私は逆回し出来たよってのを続きから。
 
 
彼女の足だけに注目してみて。
反時計回りだった人を例に取ってみると、回転している彼女の足が左から右に回ってくる際には、軸足の前を通過していることになるよね。
これを「軸足の後ろを通過している」と想像してみる。思いこんでみる。
右から左に来たものは受け流して(ムーディー勝山かっての)、左から右の時だけに注目して、「後ろを通過」と思いこむ。見るのは足だけね。
 
するとほら、ある拍子に彼女が逆回転始めない?
ね、ちょっと感動しちゃうでしょ? 「おおぉ〜」って心の中でどよめいたりしない?