1/15 スター・チャンネル クラシック放映分。
実は原作は読んでいなくて*1、映画しか見たことがないのだが、これはミステリ映画としてもオールタイム・ベスト級の傑作だと思う。もう詳細は覚えていなくて、久しぶりの再鑑賞だったが、改めて唸らされた。とにかく中盤のどんでん返しの連続と、その企みの見事さには声も失う。
「ナヴァロンの要塞」もミステリ仕立ての戦争映画で、一般にはそちらの方が高評価を得ている。エンタテインメントとしての総合点は確かにナヴァロンが上だと思うが、いざ本格ミステリ的な感動で言えば、私は迷わずこちらを推す。
ミステリ要素を含んだ戦争映画の最高傑作。それが本作だと私は思う。
*1:恥ずかしながら、「女王陛下のユリシーズ号」ですら読んでない。