新・三つの棺-「幻影の書庫」日記

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戦国自衛隊1549

6/30日本テレビ放映分。
個人的にはオリジナル自体も、紙一重の微妙な線が上手くプラスプラスに働いて、傑作としての誉れが定着してしまったものだと感じている。福井晴敏の脚本もそこから付かず離れずの線を貫いているため、またまた微妙な線を引くことになっているのだが、二作目ではさすがにそうそうプラスには転がれなかったようだ。
とはいえ、本質はバカSFなんだからって意識で見てたから、そこそこ楽しめた。突っ込みどころは逆に笑えるネタってことに、自分の中で昇華しちまえば腹も立たないでしょっ。
その動機説得力なさ過ぎぃ〜、爆弾かよ〜っ、雰囲気だけで全然理屈付いてないってばぁ〜、自衛隊弱っちぃ〜、剣で闘うのは郷に従えってこと?、意味無しの無駄死にだろよぉ、犠牲精神ばっかしってあんたらレミングス(最近だとピクミン)か!、パソコンかいな〜、伊武、鹿賀、七兵衛以外ほとんどキャラクタ立ってないやん、等々これら全部笑えるツボ。おお、満載、満載。
で、結局、主人公って何やったんだっけ?