時間物ラブ・ストーリーの秀作という話を聞いて、TSUTAYAの半額キャンペーンにて鑑賞。
- 出版社/メーカー: ギャガ
- 発売日: 2008/10/17
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う〜ん、「猟奇的な彼女」の監督なんだよねぇ。あの時はそんなにイヤさは感じなかったんだけどな。
ひょっとしたら言語の違いが関係するのかも。理解できない他国語であることで、それだけで作り物だという前提無意識が発生し、非リアリティがそのまんまでも受け入れられたような気がする。今回は母国語であることで、日常の延長線上で解釈することになり、非リアリティを強く意識してしまう結果になったのかも。
これって、なんだか結構発展性のある提議のような気もするぞ(下手すりゃ文化論としても語れそうな、ってのは言い過ぎだけど)。そこんとこどうなんでしょ、教えて、エライ人!
お話は一時期ネットで話題になった贋作ドラえもん最終回の、ラブ・ストーリー・バージョンへのアレンジだよね(この程度は大してネタバレにはならんと思う)。
タイム・パラドックスやらの物語都合のつじつまつじつまをつんつくつくつんしちゃうと、あちゃちゃ〜やおやおや〜んな感触があるので、あまりつっこまんほうがお互いの身のため。
本作でも最後はやっぱり素敵な雰囲気でまとめてくれるんだけど、これは素直には入っていけなかったなぁ〜。焦点が二つに分裂しちゃってるんで、すっきりと感動〜って路線にゃぁ乗れなかったよ。
P.S. ただ、女優の生かし方は抜群だよね。綾瀬はるかなんて毛ほども興味なかったのに、この映画見てる間はずっと、うわぁ〜、綺麗な人だなぁ〜、と思えちゃったもの。