新・三つの棺-「幻影の書庫」日記

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アンテベラム

TSUTAYA西友町田店の百円キャンペーンでレンタル。今回も5本。本作のみ3泊4日だったので、最初に鑑賞。

 
ゲット・アウト」は悪くはなかったけど、さほどでもなかったので「アス」は見ていない。
その同じプロデューサーによる作品。一貫して黒人差別がテーマのようだ。
 
中途で、あるアイテムの登場を機に、構図が一転する作品。
 
とはいえ、意外性がさほど高いわけではない。
 
ラストも一瞬ファンタジーに切り替わったのかと思うようなシーンもあったりするが、
まぁそういうことかってところだし。
 
人種差別テーマが、観ていて心地良い気分になれるようなもんでは全くないし、
勧善懲悪な結末になったとしても、すっきり爽快感とは全然言えない。
 
いまいち自分には相性が合わなそうだ。
 

カフェオレのスプーンの少女

5/2~5まで20%Offだし、各店の百円クーポンもあるしってことで、
3軒回れる歩きingちょいハードコースに再挑戦。
向ヶ丘遊園まで電車で行って、そこから川崎長沢店に回って、新百合ヶ丘までのコース。
時間は合わせて1時間半とお手頃っぽいんだけど、二山越える感じで肉体的には結構辛め。
新百合はあまり欲しい本も無かったし、まだ行く機会あると思うので、とりあえずキープ。
 

この店は非常に狭い店舗なので、欲しいものがなくて困った挙げ句、これを選択。まぁ軽く読める作品だろうし。原作のラノベの2巻をコミカライズしたもののようだ。
 

1.は以前最終刊抜けのコミックセットで購入してたもの。自分はまだ読んでないけど、妻は読み上げてたので、ようやくコンプリートできて良かった。2.は継続買いにした作品。あとは3巻を見つければ完結。
 

先生が獄門

昨日は聖マリアンナ東横病院に行く用事があったので、Flex Holiday を取得。
レンタルDVDを1本返却しなくちゃいけなかったので、帰りはそのまま町田まで。
 

1.は「姑獲鳥の夏」よりも前の時代(京極堂古書店を開く前、高校教師だった頃)を描いた完全スピンオフなんだそうだ。2.は表題作他「睡れる花嫁」「黒猫亭事件」を収録。
 

コーダ あいのうた

04/23(土) イオンシネマ新百合ヶ丘にて鑑賞。

 
間違いの無い良い映画。
 
ほぼ例外なく誰もが、いくばくかの感動や感慨を
胸に感じることが出来るだろう作品。
 
こういう家族。こういう環境。
その中で生きること。生きる意味。
だけど、その外にもきっとある何か。
選び取るべき分岐点、葛藤、そして結びつき。
子の思い、親の思い、兄妹の思い、すれ違い、重なる思い……
 
家族の一人一人が実にリアルで魅力的。
まざまざと生きている。
癖のある教師もいい。
(ボーイだけがキャラ薄めだったけど)
 
ただ期待しすぎていたせいか、
色々とほんのちょっとだけ物足りなくは感じちゃったかも。
家族愛に泣ける感じ。
歌声に震える感じ。
 
きっと来るだろうなと思ってはいたけど、
コンサートのあのシーンがあることが、
観客に視点を与える意味で、本作の一つのクライマックスと思えた。
 

聖なる音楽の覚醒

昨日は休日のブックオフの日だったので、当然行く。旭町店経由で町田まで歩きing。
でも、思ったほど欲しい出物は無かったなぁ。
 

1.は昨年3月刊行だけど、どうやらまだ20巻は発売されてなさそうで、現在のところ最新刊。2.で残りは「演劇館」だけだな。
 

こういう選集があったとは知らなかった。全8巻中の最終刊で「少女マンガ」をテーマにしたもの。ただ他の巻とは異色で、書誌的に全体を捉えたものではなく、恩田陸がリアルタイムに雑誌掲載時に読んだ、個人的セレクションということらしく、ちょっと期待とは違うのかもしれないな。