細野不二彦初期短編集 A面
「B面」は初期の感じがあまりしなかったけど、
本作はそれより古い作品がメインなので、これこそまさに初期短編集。
「恋のプリズナー」「みるくちゃんご用心」とか、
ホントに初期の絵柄だものなぁ。
古い作品が多いと云うこともあってか、真っ直ぐな作品ばかりという印象。
というわけで、B面のようなちょっとどうよって意味での読後感の微妙さは
無かった代わりに、印象に残らないという意味で読後感は微妙だったかも。
父娘物に弱い自分にとっては、ベストは「ありさ☆ありさ」になるな、やっぱり。
ちょっと主人公のクズ具合が気に入らないんだけど。
他にはこれを挙げたいってほどの作品は無いので、
次点は新しい作品だけど、「白x墨」前後編になっちゃうかな。