細野不二彦初期短編集 B面
購入時に「初期短編集ってなってるけど、一番古い作品でも1988年。
あんまし初期って感じがしないな。」と書いたように、
最近作1編を除いて、1988年~2002年の作品。
「さすがの猿飛」が1980年からの連載ってことからの発言だったけど、
とはいえ20年前~38年前か。
やっぱA面の方がこれよりもっと初期作品を集めてあるのかな。
援助交際ネタ、風俗ネタ、いきなりグロくなる作品なんかと、
ちょっと読後感が微妙なところはあったりはしたが、
ミステリのエッセンスも味わえて、総じては面白く読めた。
ベストは大胆に伏線あっても驚かされた「HOLY NIGHT -聖夜-」だな。
第二位は最近作だけど「ギャラリーフェイク外伝 少年フジタの鎌倉事件」
第三位は「19show 無人島に流れついて」で。