新・三つの棺-「幻影の書庫」日記

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加納朋子サマを囲む会 その2(ご近所だった青井夏海篇)

ここまでの粗筋は、昨日の日記で。
テーブル変わってすぐ、私の隣に座ったのが、なんと青井夏海さん。
今回、加納サマしかターゲットに入ってなかっただけに、ちょっと焦る。
え〜〜と、スタジアムは当然読んでる。赤ちゃんシリーズも読んでたはず。でも、全部かどうかわかんない。最近あんまし読んでない気がするからきっと色々読み逃してるはず〜〜。
……と、臆してしまったのだが、調べてみたら読み逃してたのは一番最近の一冊だけだったよ。「陽だまりの迷宮」と「そして今はだれも」読んでたやん。すっかり忘れてたけど(これが私の諸悪の根源)。
青井さんも来ることわかってたら、事前に自分の感想チェックできてて、もうちょっと自信持って構えられたのにぃ〜。とにかくチャンスを見繕って受付に行ったら、青井先生の新刊はその場で購入できたので、「雲の上の青い空」をgetし、サインを頂く。
 
しっかし、この並べられたテーブルのサイズが結構大きいのだよなぁ。テーブル全体で話をするには、全員が注目した状況でそれなりに声を張らないときつい感じ。隣同士で話してても、何度か聞き返さないと聴き取れなかったりもしたし。というわけで、隣同士ってことで、私が話さない限り、青井さんが話をする機会がなかなか取れない。ああ、自分はそういう当意即妙が苦手なのにぃ〜。
 
つい話の接ぎ穂に出してしまったのが「ハードカバーって、これが初めてでしっけ?」
「いえ、え〜と、これがたしか三冊目」
 
ああ、下手こいたぁ〜〜。でも、そんなの関係ねぇ。そんなの関係ねぇ。
 
いや、関係あるってば。その節は本当に失礼しました、青井夏海さま。
「でも、『赤ちゃんをさがせ』は文庫になるのが早かったから」と、先生自らのフォローを受けてしまう始末。
 
ところが先生の差し入れが座間の大凧祭りゆかりのせんべい。話を聞いたら、相武台前の出身だとか。私は今は加納サマと同じ町田市民なんだけど、その前に住んでたのがなんと相武台だよぉ。
ってなわけで、赤ちゃんシリーズ絡みで先生自らも助産院で出産された話から、うちの妻は白田産婦人科に通ってましたよなんてローカルな話題も飛び出す。子持ち同士ってことで、PTA絡みの話なんかも。デビュー作読んだときから気になってた珍しいデビューのきっかけの話も、直接聞くことが出来た。意外にミステリ読み始めたのは大人になってからだという話とか、次はミステリを離れた作品を書いてるという話とか、一度だけ文章の書き方みたいな講演会(市民講座?)の話が来たけど丁重にお断りした話などを聞かせていただく。
結局その日一番話をすることが出来たのは、もうほんとにダントツで、青井先生だった。本当にお世話になりました!