ホワイト・ラビット

ホワイトラビット

ホワイトラビット

時間順序がまちまちだったり、いろんな人物の視点を渡り歩いたりするんだけど、
それらがきちんと仕掛けとして意味を持ってる。
 
上手いなぁ〜。
伊坂幸太郎の仕掛け本の中でも、最上級の部類に入るんじゃなかろうか。
 
極めて映像的だけど、極めて映像化も困難。
でもきっと誰か頑張ってやってくれるんじゃないのかなぁ。
どういうやり口にするのかとても興味ある。
 
たとえば自分だったら、こんな風にするかも。
(完全ネタバレだから、未読の人は下記を反転させちゃダメだよ)
家の中は黒澤の主観視点カメラで描く(低い声で話す)。
外のオリオオリオは妙にかん高い声でしゃべる(キャラに合ってるし)。
両方を全然違和感なく発話できるような、無名だけど達者な役者使えば、
同一人物ってこと、ばれずにずむんじゃ?
軽妙な語り口を隠れ蓑に、こんなことやってのけるなんて凄いわん。
 
ギリギリ8点に届くか届かないかくらいの7点。