新・三つの棺-「幻影の書庫」日記

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魔城ロポンギルズ*1を攻略せよ!

息子と二人でちょっとしたお出かけ*1。すんなりと辿り着き*2、ガイドの押し売りなども軽くはねつけ*3、展望台も『ダ・ヴィンチ展』も行ける”何でもアリアリ券”を購入し、上を目指す。
52階。東京の全てが見下ろせる。「ほっほっほっ、愚民共め、私の足下に跪きなさいっ!」なんて女王様気分も味わえるだろう*4。いかんせん我々親子は、「どこが何。どれが何」ってのがよくわかってないだけに、単にバカと煙の気持ちに共感するだけの360度パノラマビューなのだった。
さてお次は今回のメイン・イベント『ダ・ヴィンチ展』。おお、「レスター手稿」は手稿中唯一の個人所有なんだぁ。で、その所有者ってのがヒエッ〜のビル・ゲイツ。さすがだ*5
展示では改めてダ・ヴィンチの天才性に驚嘆。手稿のオリジナルの展示ゾーンにも驚く。真っ暗な部屋の中、手稿の各ページ毎の照明もうっすらとしたもので、しかも時間毎に点灯・消灯を繰り返している*6
結局これだけ見て食事をしたら、あっと言う間に3時間以上も過ぎているではないか。もう一つの目的地、テレビ朝日*7に向かう*8
テレ朝の展示ゾーンの狭さは予想外*9。脚注*8に書いたトリックの展示も仕掛けは面白いが、音響は全く聞き取れなくて不満足。グッズ・ショップも欲しくなるような番組のものがなかったなぁ。娘にプリキュア・グッズのお土産を買っただけで早々に退散。
 
、、、と、長々と書いてはみたものの、これが我が親子の六本木ヒルズ攻略の全て。結局全然攻略出来てないやん。六本木ヒルズらしいとこなんて全部素通り?
ま、しゃあないやんなぁ〜。次の冒険に期待せよ!

*1:さりげなくを目指して書いているが、真実は”気合いの入った「お上りさん」ツアー”。

*2:東京メトロの切符を買ってしまい、都営大江戸線に拒否され払い戻ししたことなんてささいなことさ。乗換案内では数分で着くはずだった六本木に行くのに、何故一旦反対方向の都庁前に出て、乗り換えなくちゃならなかったのか、いまだにその奥深い謎は解けねども、たかだかその程度の罠など痛くも痒くもないわい、わっはっは。

*3:一周ツアーに申し込みするのだぁ〜、と半自発的に申し込みに行ったのだが、30分コースは1時間以上待ち、45分コースでも25分待ちだったのであきらめました。

*4:だが謙虚な私はそんなことなど思いもしない。福沢諭吉先生もおっしゃるとおり「天は人の上に人を乗せて人を作らす」(あれっ?)なのだ。

*5:いいもん。俺だって、加納様のサイン持ってるもん。

*6:う〜ん、ここでマーダーゲームやったら凄そうだったぞ。

*7:「六本木テレビ朝日1Fのアトリウムに、トリックに関する謎の展示物が登場! ブラックBOX状となったその展示物の内部を覗き見ると、そこには…。また、BOX自体にもあるトリッキーな仕掛けが。新作スペシャルのオンエア日、11/13までの限定公開となっておりますので、ぜひお早めにご覧下さい!」

*8:一旦外に出てしばらく歩き、そこから再びUターンして歩いたとしても、「向かった」こと自体には偽りはあるまい。

*9:渋谷のNHKやお台場のフジテレビがたっぷりと楽しめるだけに、比較するとあまりにも貧相。