イヴの時間

ついでにお蔵出し感想をあと２本出しておこう。
　
02/14 日本映画専門チャンネル放映分。

イヴの時間　劇場版

アンドロイドが家電としての扱いをされている時代。
しかし、頭上にあるリング以外は人間と全く変わらない外見なので、
”ドリ系”（アンドロイド精神依存症のことらしい）が社会問題視されるのは
まぁ当然だろうなぁ。
　
人間とロボットの区別をしないというルールの喫茶店「イヴの時間」の中では、
完璧に人間と区別が付かないほど、人間らしい振る舞いもするわけだし。
　
本作はそこがキモで、この店の中の誰が人間で、誰がアンドロイドか
わからないところで、幾つかのツイストを見せてくれるわけだ。
　
情緒ありすぎなアンドロイドとか、主人公達の振る舞いとか、
違和感を覚える描写は多少あったが、なかなか良い作品だった。