新・三つの棺-「幻影の書庫」日記

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マインドハンター

TSUTAYAの半額キャンペーンにて鑑賞。
登場人物ほぼ全員がFBIのプロファイラー(見習い)という、凄まじい設定条件下での「そして誰もいなくなった」。
姑息などんでん返しが来るんじゃなかろうなと油断してたら、ちゃんと(?)ミステリしててちょっと驚いた。プロファイリングという魅力的な素材が、必然性に組み込まれているし。まぁ「おまいら、考えなさすぎだろ」なご都合主義だとか、説明不足だとか、何か辻褄とか意味だとかに疑問アリなところなど多々疵ありまくりだけどね。でも完全にノーマークの作品だった割には、結構良かったんじゃないかな。
ただストーリー展開的に痛ホラーだとは思ってなかったから、意表を突かれてこっぴどくグロかったのは、個人的には相当辛かったな。ワナが無茶苦茶CUBEっぽいんだもんなぁ。うげぇーっ、だったよ。