探偵ゼノと7つの殺人密室 6巻
ようやく「穏神島」編の決着。
ここまで長く引っ張った殺人密室もたいしたことなかったな。
というか、こんなの全然密室じゃないっしょ。
やっぱり、こいつ、わかってないよなぁ、と思ってしまう。
雰囲気は良くても、筋が悪い。
続く「男爵」編は、ゼノの過去について小出しにする展開。
ミステリなのは「男爵は笑う」くらいか。
具体的なトリックがわからなかったとしても、
証言の矛盾は誰にでもわかるというのがイマイチ。
(楽天の方は写真が無かったので、上はAmazonのリンクを貼ってますが、楽天の方が全然安いですよ)
これは買わずにはいられなかった。
これまでの人生でただ一度だけファンクラブに所属していたことがある。
それが彼女だったんだもの。
聖子ちゃん*1から始まり、大学時代もデパートの屋上イベントに出かけてサイン集めたり
(覚えてるとこでは、ヒロコ・グレースとか、森尾由美とか、だったなぁ)
アイドル・ファンでは常にあったけれども、
遠慮無く自分のお金が使えるようになった社会人になって初めて、
ファンクラブに所属したのだった。
映画「菩提樹」の撮影にエキストラとして参加したこともあった。
映画館に観に行ったら、講堂の端に自分の姿が映っていて感激。
その後レーザーディスク買ったら、完全にトリミングされてたけどね。
聖子ちゃん以来のアイドル・ファンとして過ごした自分の青春の象徴、
それがナンノだと思う。
これを観ることで、きっと青春を一つ取り戻せるような気がする。
届くのは6月25日。三ヶ月後が待ち遠しい。
*1:ちなみに妻は聖子ちゃんの親戚。なので旧姓は蒲池という同じ名字。勿論面識はないけれど、親同士は親戚の集まりで顔を合わせたりはしていたらしい。その縁で高校時代に実家の住所教えて貰って、実家宛に聖子ちゃんへのファンレター出したら、本人ではなくお母様から返事を貰ったということもあった。