新・三つの棺-「幻影の書庫」日記

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ザ・メニュー

ディズニープラスにて鑑賞。

完全に隔離された孤島のレストランに、伝説のカリスマシェフと厳格で無機質なスタッフ、そして世界で最も予約が取れないディナーのチケットを手にした幸運な12人の客。芸術的なまでに美しく、完璧なフルコースのメニューには、想像を超えたサプライズと驚愕の結末が添えられていた…。

 
こんな話だとは思ってなかった。
 
そういう意味では、確かに想像は超えてたし、こんな形で終わるなんて、
最初から予測できてしまう観客は極めて稀だろうとは思う。
でも、だからと云って、これをサプライズとか驚愕の結末とか呼ぶのはなんだか違うと思う。
(まぁ、売り方としては非常に理解できるけど)
 
それにしても、こんなにホラーだとは思ってなかったな。
押しつけられる恐怖(血や痛み、グロさとか。一部は確かにあるけれど)というより、
自分の中から湧き出してくるような、心理的な恐怖だけど。
 
ブラックコメディとして解釈することもできなくはないんだけど、
にしてはブラックが過ぎるかなぁと。
 
個人的にはあまり美味しくはいただけませんでした。