09/07(土) イオンシネマ座間にて鑑賞。
「エイリアン」と「エイリアン2」の間の時代を舞台としていて、
一作目の続編という理解も可能だし、Wikipediaだとスピンオフ扱いになってる。
あるいは自分にはリブートという捉え方もできるんじゃないかと思えた。
というのも、本作の構造や展開って、まるで一作目をなぞってるかのよう。
少なくともそこで敷かれたレールに完全に乗っかっただけのもの。
それが本作の限界なんだけど、だからダメって断じたいわけじゃない。
それだって善し悪しかもと思えたから。
三作目以降の別の展開を求めた作品群が、秀作と言えるかと考えると、
間違いなく秀作だった一作目のフォーマットに忠実に、
現代の技術で製作し直した方がよっぽどましかも、って捉え方が成立すると思うので。
なので、何か新しいものが得られるかも、なんて期待せずに、
あのエイリアン一作目の雰囲気を、ただただもう一度味わってみたい、
という姿勢の方が正解のように思えた。
それであれば、それなりには楽しめる作品かと。
とはいえ、それでもせめて1個だけはフォーマットを逸脱しておきたいという
監督のこだわりポイントが、最後のクリーチャの造形だったのかなと。