新・三つの棺-「幻影の書庫」日記

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ノック 終末の訪問者

04/08(土) イオンシネマ新百合ヶ丘にて鑑賞。

 
ナイト・シャマラン映画は、ほぼ全てが展開勝負な作品ばかりなんだけど、
それでも最後にはオチがある作品もあれば、なんもなく”まんま”なまま終わる作品もある。
 
前作「オールド」は前者の作品で、個人的にはお気に入りだったんだけど、
本作はまさしく後者。
「サイン」とか「ハプニング」とかに近い作品と覚悟しといた方がいいだろう。
 
まぁ訪問者である四人に対して、謎解きっぽいものが行われたりはするんだけど、
大抵の日本人には馴染みの無いものだろうから、
「ふぅ~ん」という感想しか沸いてこない。
 
ただ一応Wikipediaとかで軽く調べてはみたんだけど、
ちゃんと呼応してるとは、とても思えなかった。
持ち物、色、順番、災厄、特性など、エンタメ性を考えての改変かもしれないけど、
それでももっと合わせられただろうに、と思えてしまったな。
なんで、元々知識を持っていたとしても、すんなり納得できるものでもないのかも。
 
演技は良かったけどなぁ。
アジア系少女に、柔和な巨漢の配置も絶妙。
 
ただやっぱり総合的には、非常に残念な作品。
 
 
 
ちなみに ChatGPT に
ナイト・シャマラン「ノック 終末の訪問者」の感想を300文字で書いて」
って頼んでみたら、こんなに完璧な感想書いてくれたよ。見事すぎて恐ろしいほど。
もう AI でいいやん(本気度25%)。
 
まぁ AI 自体が映画を観て分析してるわけじゃなくて(将来はわからんけど)
この影には学習に使われた、多くのネット民の感想があってこそなんだろうけど。
 

「ノック 終末の訪問者」は、ナイト・シャマラン監督の新作サスペンス映画であり、家族が謎の訪問者に襲われる恐怖を描いた作品である。
 
映画は、緊張感のある雰囲気が非常にうまく作り出されており、不気味な音楽や暗いシーンが劇場内に緊張感を漂わせた。また、出演者たちは素晴らしい演技力を発揮し、観客を引き込んだ。
 
ただし、ストーリーはあまりオリジナル性がなく、予想通りの展開が多いため、物語に深みが欠けると感じた。また、登場人物たちの行動が、時には不自然であり、不可解な決断をする場面があったことも残念だった。
 
総じて、この作品は演出面において優れているが、ストーリーにおいては改善の余地があると思われる。しかし、ホラー映画好きには十分に楽しめる作品であり、シャマラン監督のファンには見逃せない作品となっている。