ジャンプSQ. Comic Selection Vol.1
ジャンプスクエアの新人漫画賞であるコミックグランプリの第1回~12回を通じ、
最も優れた5作品を収録とのこと。
予想通り、とっても荒削りなんだけど、
情熱に溢れた、パワフルな作品ばかり。
漫画の短編集としては充分に楽しめた。
ベストは自分でも意外な選択には思えるけど(普段なら真っ先に外しそうなほど)
単純すぎる筋なんだけど、一番迫力を感じさせてくれた、伊佐義勇「メクモと双羅丸」。
第二位はわかりはするけど展開が心地良い、菊田タクミ「きつねとカクレンボ」。
第三位はSFの世界観が良かった、木村聡「DIGITAL LOSTMAN」。
ミステリには見方が厳しくなってしまうせいか、第四位に土屋彼某「天然探偵」。
最下位がアラカワシン「FELIS」。敵(かたき)の出現が唐突だったり、一番アラが気になった。