新・三つの棺-「幻影の書庫」日記

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オリビアとベランダで家呑み

「世の中にはこんなに綺麗な人がいるんだ」
と生まれて初めて感じたのが、「中一時代」に掲載された
オリビア・ニュートン=ジョンの写真だった。
 
アイドルが可愛いとか思うことはあっても、”綺麗”に衝撃を受けたのは、初めての体験。
 
そこからはまって、生まれて初めて買ったシングルレコードが「ジョリーン」で、
二番目に買ったのが「カントリー・ロード/たそがれの恋」の両A面だったと思う。
(オリビアの曲で一番好きなのは、今でもこの「たそがれの恋」だな)
 
生まれて初めて買ったアルバムも「そよ風の誘惑」で、乏しいお小遣いの中、
「水のなかの妖精」や「詩小説」や「レット・ミー・ビー・ゼア」なんかも買ったな。
 
イルカ捕殺に抗議して、日本公演が中止になったとき、
つたない英語で生まれて初めてのファンレターを送ったのも彼女だった。
(勿論、返事は来なかったけど)
 
そんないろんな意味での、自分にとっての初めての女が逝ってしまった。
 
でも、自分の心の中には、ずっとオリビアはい続けるだろう。
だから、サヨナラは言わない。
 

1.はデビューアルバムから三作目の「そよ風の誘惑」までの英国オリジナルアルバム3作品全曲とシングル4曲が収められているそうだ(全42曲)。本当に初期のピュアなオリビアの歌声が聴けるなんて、こんな素敵なアルバムがあるとは知らなかった。2.,3.は送料無料の数合わせで。