TSUTAYA西友町田店の百円クーポンで鑑賞。OVA作品、全3作。
サイボーグ009とデビルマンとが、元々同一の世界だったという設定に
まずは違和感を覚えてしまったな。
この辺は、別々の世界を融合させるのに工夫を凝らしてた(理屈は今一だったけど)
漫画版の方がまだ良かったかも。
とはいえ、デビルマンの方は009達を機械と融合したデーモンと捉え、
サイボーグ達は神々との戦いの後だけに、今度は悪魔を模した新サイボーグと捉え、
始めは戦う羽目になるという設定は一応筋は通っていたように思う。
自己修復能力を持つハイティーン・ナンバーの設定は悪くなかったが、
もうちょっと力の差を見せつけて欲しくはあったかも。
009達が負けるわけにはいかないので、仕方なくはあるけれど、
絶体絶命に追い込まれてからの、チームワークでの起死回生の大逆転で
あって欲しかったかなぁと。ちょい危機感が薄かったように思えた。
あと終盤だけど、サイボーグ側の戦いとデビルマン側の戦いと、
ほぼ別個の描き方になってたところも気になった点。
009だけは参戦してくるけれど。
楽しくは観られたけど、満足と言い切るとこまではいかなかったな。