珈琲店タレーランの事件簿 彼女はカフェオレの夢を見る 2巻(完)
この巻はほぼ父親話に終始する。
それ以外の「(She Wanted to Be)WANTED」という作品を読んで、
1巻でも感じた違和感の正体がわかった気がした。
作り物感だ。不自然さ。
無理矢理ミステリにせんがために、作られたという感じ。
日常の謎派の物語なのに、日常では無いとしか思えない発想。
あとやっぱ話が全部なんかちょっと気持ち悪さが残る。
まぁ、ビブリアの方も結構ずっとうっすらと毒があったけども。
どうして美空が気付いたのかわかる、最後のオチは悪くなかったけどね。
原作を読む気にはとてもなれないけど、数合わせに必要なときくらいは
百円棚で買ってもいいかも、くらいか。