TSUTAYA西友町田店の110円クーポンにて鑑賞。
これが最初に借りた5本の最後。
いやあ、これは面白い!
ロバート・デ・ニーロにダスティン・ホフマンだからね。
この二人を担ぎ出して、面白くならないはずがないんだが、
その期待は全く裏切られることが無い。
勿論、演技だけで魅せる作品ってわけじゃない。
脚本が良いんだよ。
選挙まで間もない大統領のセックス・スキャンダルをうやむやにするために、
揉み消し屋デ・ニーロが、ハリウッドのプロデューサー、ダスティン・ホフマンと組んで、
架空の戦争をでっち上げるという作品。
クリントンのスキャンダルも、イラク戦争の美人兵士の救出劇も、
この映画より後の出来事ってのが信じられない。
コメディなんだけど、現実が追いつくくらいのリアリティがあるってことなんだと思う。
これがマイナーな作品に甘んじてるのは、きっと唯一この邦題のせいだろうな。
原題をカタカナ化したって、大多数の日本人には全く無意味なタイトルにしかならないんだから。
配給会社の怠慢で傑作が潰された例なんだろうね。