新・三つの棺-「幻影の書庫」日記

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手紙は憶えている

TSUTAYA西友町田店の110円クーポンにて鑑賞。

 

70年前、家族を殺したナチスを探せ。
容疑者は4人。手掛かりは1通の手紙のみ。

目覚める度に失われる記憶をたぐり寄せつつ進行する復讐の旅は、やがて予想だにしない驚愕の結末へ…
すべての謎が解き明かされるとき、あなたの見ていた世界は一転する。

 
なかなかに凄い脚本。
 
ただ、Amazonで<STORY>を読んでしまえば、どういう驚愕なのかはわかってしまう。
上の紹介文だけでもわかってしまうという人も多いだろう。
 
ただ、そもそもこういう情報を得ないと観ようとは思わないし、
得てると衝撃を味わえない(脚本の良さは存分に感じられても)という、
どんでん返し系映画が宿命的に持つジレンマが悩ましい。
 
だからこそ余計に、事前にどんでん返しがあることを知ってても、
なおかつ驚愕せざるを得ない名作達の素晴らしさが際立つという面もあるけれど。
 
そんなわけで、いい作品とは思うけど、お薦めってわけにはいかないな。