金田一37歳の事件簿 5巻~7巻
5巻最後の導入部から、7巻の結構な後半部までの「函館異人館ホテル新たなる殺人」
異人館ホテル再登場ということで、さぞや気合いの入った作品かと思いきや、
これはあかんかった。
わかりやすすぎるシンプルなトリックが、そのまま犯人を指し示す。
ちんけなハウダニットが、フーダニットも一緒に潰してしまう、
一番しょーもないパターンって奴。
初期の明智を彷彿とさせるライバル刑事登場かと思わせて、
全く鋭いところを見せることの無い勘違いキャラにしちゃったのも、
なんか勿体ない。まぁキャラ自体に魅力あるようには描かれてなかったしな。
見所はおまけの玲香ちゃん登場シーンくらいか。
謎を解きたくなくなってる理由が小出しに。
これだけ引っ張って、見合ったものになるんだろうな?