好きです、この少女まんが。 2 家族
「家族」がテーマだなんて、いったいどんだけ泣かせられるんだろ、って、
1同様、無駄にハードルを上げ過ぎてしまってた。
「家族物=泣ける」と定義しちゃってる自分も悪いけど、
残念ながら、自分には泣ける作品は無かったな。
ベストは中山乃梨子「モデラートカンタービレ」(自選)。
ダメ親ものって好みではなかったんだけど、
親子関係も結構冷めてたりするんだけど、雰囲気に惹かれた。
第二位は岩館真理子「黄昏」(よしまさこ選)。
初期の乙女チック路線の頃は、結構読んでたなぁ。
本作はぐっと大人の雰囲気。大島弓子みたいな不思議感覚もちょびっと。
第三位は竹田真理子「50年の時を超えて」(自選)。
主人公の恋愛はどうでもいいけど、祖母の最後の描き方が良い。